地球爆破作戦
この作品ねぇ、大好きなんですよ。
子供の頃テレビで観たんだけど、本当に良く出来てるなぁって思ってね。
物語は、アメリカがすべての軍事的兵器をひとつのコンピューターによって管理させるというところから始まります。
ミスの多い人間よりも、コンピューターを信じるという当時の機械文明絶対論的な発想ですよね。
ところが、ほぼ同時期に敵国ソ連も非常に似た軍事コンピューターを作っていて、やがて二機のコンピューターは暴走し、結託し、人類を支配し始めます。
その理屈も『人類に任せておいては何をしでかすかわからないから、我々が管理する』というもの。
コンピューター開発の理念から外れているわけではなく、拡大解釈というところの脚本がうまい。
困窮した科学者は、助手の女性を『恋人』という設定にして、『プライバシーを守ってくれ』と懇願し、密会を重ねるふりをして対策を講じます。
この辺りの脚本もうまい。
コンピューターが密会を認める条件として『服を脱ぐこと』を突きつける時、助手さんが『Hなコンピューターね』という台詞があるんだけど、これもうまい。
とにかくよく練られた脚本で、とても静かな展開ながら、見応え充分の傑作です。
必見!
(1970年アメリカ)
監督 ジョセフ・サージェント
出演 スーザン・クラーク、エリック・ブレーデン、ゴードン・ピンセント、
子供の頃テレビで観たんだけど、本当に良く出来てるなぁって思ってね。
物語は、アメリカがすべての軍事的兵器をひとつのコンピューターによって管理させるというところから始まります。
ミスの多い人間よりも、コンピューターを信じるという当時の機械文明絶対論的な発想ですよね。
ところが、ほぼ同時期に敵国ソ連も非常に似た軍事コンピューターを作っていて、やがて二機のコンピューターは暴走し、結託し、人類を支配し始めます。
その理屈も『人類に任せておいては何をしでかすかわからないから、我々が管理する』というもの。
コンピューター開発の理念から外れているわけではなく、拡大解釈というところの脚本がうまい。
困窮した科学者は、助手の女性を『恋人』という設定にして、『プライバシーを守ってくれ』と懇願し、密会を重ねるふりをして対策を講じます。
この辺りの脚本もうまい。
コンピューターが密会を認める条件として『服を脱ぐこと』を突きつける時、助手さんが『Hなコンピューターね』という台詞があるんだけど、これもうまい。
とにかくよく練られた脚本で、とても静かな展開ながら、見応え充分の傑作です。
必見!
(1970年アメリカ)
監督 ジョセフ・サージェント
出演 スーザン・クラーク、エリック・ブレーデン、ゴードン・ピンセント、
by kaz4126
| 2012-11-28 17:24
| SF?